空の神衣
「ああっ、あれは!」
突き出たその鋏を見た蒼馬は、激しく驚く。
「あれは…そんな…ウソだろ?」
「どうしたの?」
ルイが不思議そうに尋ねると、蒼馬は愕然とした顔のまま答える。
「あの蠍の鋏、あれは太刀風と契約した時に考えて、保留にした能力なんだよ」
蒼馬は最初、とにかく大きな武器が欲しいと考えた。
しかしすぐに、あまり大きいと扱いにくいだろうと考えなおしたのだ。
「他の誰かが、同じような武器を考えたんじゃないの?」
もちろん、それは蒼馬も考えた。
だが、現れた鋏は色といい形といい、蒼馬がイメージしたものと全く同じだった。
突き出たその鋏を見た蒼馬は、激しく驚く。
「あれは…そんな…ウソだろ?」
「どうしたの?」
ルイが不思議そうに尋ねると、蒼馬は愕然とした顔のまま答える。
「あの蠍の鋏、あれは太刀風と契約した時に考えて、保留にした能力なんだよ」
蒼馬は最初、とにかく大きな武器が欲しいと考えた。
しかしすぐに、あまり大きいと扱いにくいだろうと考えなおしたのだ。
「他の誰かが、同じような武器を考えたんじゃないの?」
もちろん、それは蒼馬も考えた。
だが、現れた鋏は色といい形といい、蒼馬がイメージしたものと全く同じだった。