空の神衣
それでいいじゃないか
津也が放った力弾は、アガートラームの足元に着弾した。
「許せんとでも言うか、偽善者が」
不敵なアガートラームに、津也は一転して冷ややかな視線を向ける。
「正義の味方なんぞ気取るほど、暇でも酔狂でもない」
左腰のホルスターからオートマチックを抜く。
「つくづくつまらんヤツだな、あんたは」
「貴様!」
激昂してアガートラームが放った雷光を、力弾の連射でいとも容易く相殺する。
「手を抜いてるんじゃないのか。それとも、年甲斐もなく無理しすぎたかな」
「貴様…一体どうやって力を解放したのだ」
アガートラームは、無論手加減などしてはいない。
ダメージを狙って仕掛けた技を、あっさりと弾かれたのだ。
「不完全な状態のパートナーは力を解放できずにいた。そのパートナーすら失った貴様が、なぜこれほどの力を発揮できるのだ」
「簡単なことさ」
津也はリボルバーの銃口でヘッドギアをコツンと叩く。
「許せんとでも言うか、偽善者が」
不敵なアガートラームに、津也は一転して冷ややかな視線を向ける。
「正義の味方なんぞ気取るほど、暇でも酔狂でもない」
左腰のホルスターからオートマチックを抜く。
「つくづくつまらんヤツだな、あんたは」
「貴様!」
激昂してアガートラームが放った雷光を、力弾の連射でいとも容易く相殺する。
「手を抜いてるんじゃないのか。それとも、年甲斐もなく無理しすぎたかな」
「貴様…一体どうやって力を解放したのだ」
アガートラームは、無論手加減などしてはいない。
ダメージを狙って仕掛けた技を、あっさりと弾かれたのだ。
「不完全な状態のパートナーは力を解放できずにいた。そのパートナーすら失った貴様が、なぜこれほどの力を発揮できるのだ」
「簡単なことさ」
津也はリボルバーの銃口でヘッドギアをコツンと叩く。