空の神衣
「!あなた、その傷…」
シオンは目を見張る。
「大した…ことじゃ、ないさ」
しかし、明らかに津也の顔付きが険しい。
(くそ、毒の効果は残ってたらしいな)
津也とて、アルベルトに恨みがあるわけではない。
しかし、完全に異形化したアルベルトに対し、倒す以外にできることなどない。
「悪く思うなよ…助けられるもんなら救いもあるんだがな…」
流石に、人の命を手にかけるというのは気が咎める。
(ん?何か、アルベルトの中で渦巻いているような…)
シオンは目を見張る。
「大した…ことじゃ、ないさ」
しかし、明らかに津也の顔付きが険しい。
(くそ、毒の効果は残ってたらしいな)
津也とて、アルベルトに恨みがあるわけではない。
しかし、完全に異形化したアルベルトに対し、倒す以外にできることなどない。
「悪く思うなよ…助けられるもんなら救いもあるんだがな…」
流石に、人の命を手にかけるというのは気が咎める。
(ん?何か、アルベルトの中で渦巻いているような…)