空の神衣
「多分、この近くにいるんだろうね、サバイバーが」
眉をひそめる晶に、アルゴスは警戒を促す。
「あまりキョロキョロしないで。見えない所から領域展開されたら、相手が何者かも分からないまま倒される」
「あ~、確かに遠距離攻撃とかはいややな」
晶も真面目な顔付きになり、目線だけを移して周囲をうかがう。
すると、タキシードにシルクハットの老紳士が歩み寄ってくる。
「ようこそ、マドモアゼル。既に領域封鎖はかけさせてもらったよ」
言われて辺りを見回すと、人影が全くない。
「…あんたが、ウチらを呼んだんか」
老紳士の気障な態度にやや引きながら、晶はアルゴスの腕を掴む。
「行くで」
「OK」
アルゴスは珠の姿に戻り、晶のブレスレットに飛び込む。
「ウチは望月晶。マジで行かしてもらうで」
身構える晶の両手に、ヨーヨーが現れる。
眉をひそめる晶に、アルゴスは警戒を促す。
「あまりキョロキョロしないで。見えない所から領域展開されたら、相手が何者かも分からないまま倒される」
「あ~、確かに遠距離攻撃とかはいややな」
晶も真面目な顔付きになり、目線だけを移して周囲をうかがう。
すると、タキシードにシルクハットの老紳士が歩み寄ってくる。
「ようこそ、マドモアゼル。既に領域封鎖はかけさせてもらったよ」
言われて辺りを見回すと、人影が全くない。
「…あんたが、ウチらを呼んだんか」
老紳士の気障な態度にやや引きながら、晶はアルゴスの腕を掴む。
「行くで」
「OK」
アルゴスは珠の姿に戻り、晶のブレスレットに飛び込む。
「ウチは望月晶。マジで行かしてもらうで」
身構える晶の両手に、ヨーヨーが現れる。