親指彼氏

*出会い、親しみ*





「あ、李羽~っ!!」

私が下駄箱を開けた直後に、瑠衣が話しかけて来た。

「瑠衣、おはよー」


あ、今話してるのは
初宮 瑠衣*ハツミヤ ルイ*ね。

中学からずっとクラスも一緒で...超仲良しなんだ♪


「って..一人で笑ってるよ?!」

瑠衣が笑ってる...
いや、ニヤニヤだね...

少しだけ、
不思議ちゃんなんだよね(笑


「え?...ふふ、昨日のチャットの事よー♪」


ちゃっと?

....って
チャット、だよね?


「...瑠衣、チャットやってたんだ?」


チャットって..楽しいのかな?

私はやった事、
一回も無いんだよねー...


「知らなかったんだ?..じゃあ後でメールで送るよー♪」

「え?あ、ありがと...瑠衣っ..待ってー!!ι」


後でやってみよっかな...
気になる...


瑠衣は走って教室行ったし、私も走る。





―この時が...
私の運命を変えたんだ...




< 2 / 26 >

この作品をシェア

pagetop