キミがいたから【さみ短2】
うそつきのつき
ボク達が住んでいる地球の外
そこには海がある
大きくて黒い海がある
どこに終わりがあるのか
小さなボクらには分からないけれど
空には太陽が浮かんでいるね?
夜には月が顔を出すね?
太陽と月はその大きな黒い海の中に
住んでいるんだよ
太陽と月は仲良しだった
けれど月はうそつきだった
「もう少しスピードを出して走ってごらん、きっとあの子に追いつける。」
そう言われた星は力尽きてばらばらになった
「ああ、あそこにいくのかい。だったら真っ直ぐ進んじゃいけないよ。右に曲がらなくちゃ。」
そう言われた星は自分より硬くて大きな星にぶつかった
やっぱりばらばらになった
太陽と月は離れているから
お互い小さな声で話したことは相手に伝わらない
太陽は月がうそつきだと知らなかった
そこには海がある
大きくて黒い海がある
どこに終わりがあるのか
小さなボクらには分からないけれど
空には太陽が浮かんでいるね?
夜には月が顔を出すね?
太陽と月はその大きな黒い海の中に
住んでいるんだよ
太陽と月は仲良しだった
けれど月はうそつきだった
「もう少しスピードを出して走ってごらん、きっとあの子に追いつける。」
そう言われた星は力尽きてばらばらになった
「ああ、あそこにいくのかい。だったら真っ直ぐ進んじゃいけないよ。右に曲がらなくちゃ。」
そう言われた星は自分より硬くて大きな星にぶつかった
やっぱりばらばらになった
太陽と月は離れているから
お互い小さな声で話したことは相手に伝わらない
太陽は月がうそつきだと知らなかった