キミがいたから【さみ短2】
真っ暗だ


俺は今何をしているのか



太陽におとされて・・・・


体がいくらか粉々になった




俺が星にしたように





それでここは・・・・



何処かの星だろうか




ふと、空から声が降ってきた




「どうしたの?」




まだ幼いガキのような声だった



だが、返事をしようにもどうやら俺は地面にめり込んでいて声が出せない





それからしばらくして同じ声が聞こえた




「月さんが・・・・いない?何処に行ってしまったの・・・?」





寂しげな声


知るはずも無い声なのに



なんだか胸が締め付けられた





『俺は、ここに居るよ。悪い事しておとされちまったんだ』




そう、言いたかった











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