君が忘れられない
「心亜!」




「美里ー!」




「お疲れ♪」




「うん!」




美里の笑顔は、落ち着く。




美里は私を、癒してくれるからね。




「あ、そーだ!雅貴君がね―」




「何?」




「呼んでたよ?」




「また!?」




もう、なんなのよ!
呼べばいろいろ言うしさぁ!!




「行ってあげなよ?待ってるよ?」




「はぁ・・・。美里、今日は圭と帰るの?」




「もちろん」




「頑張って!んじゃ!」




私がそう言うと、美里は頬笑んで手を振った。
< 13 / 24 >

この作品をシェア

pagetop