恋愛法則
未来side
「未来先輩おはようございます」
あたしの朝は真悟のその声ではじまる。
「だから先輩つけるのと敬語はなしって言ってるでしょ」
「だって…。」
なんて毎回同じようなことを自転車の上で喋ってる。
もちろん真悟が前で。
だけど真悟の顔はだいたい予想できる。
『だって…。』って言ってる今は困った顔。
困った顔も可愛い。
「だって…。じゃなくてはいでしょ」
「はい」
素直に言っちゃう所がまた可愛い
あたしの朝は真悟のその声ではじまる。
「だから先輩つけるのと敬語はなしって言ってるでしょ」
「だって…。」
なんて毎回同じようなことを自転車の上で喋ってる。
もちろん真悟が前で。
だけど真悟の顔はだいたい予想できる。
『だって…。』って言ってる今は困った顔。
困った顔も可愛い。
「だって…。じゃなくてはいでしょ」
「はい」
素直に言っちゃう所がまた可愛い