sweet time.激甘彼氏



パンパン☆



「2人とも終わりや終わり!」


その声は


重くなった
教室の空気を
一瞬で払い退けてしまった。


「……春也」


「由樹菜、謝りや」


「はあ?なんで由樹が」


「いーから、
謝り」


春也の目つきは
有無を言わせないほどだった。


「……ごめん」


由樹菜はボソリと
呟いた。


「…………」


女子は由樹菜を暫く睨む


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