Love Pattern
「邪魔なんですけどーー。校門の前で、ボッーーとすんなよ?」


――この声は………っ!!!!


歩はすぐに後ろを振り返った。


そこには、背が高く、顔が整っていて、かっこいい部類に入るような男が立っていた。

『何よ。桜を見ながら感傷にひたってただけでしょっ!!!』


「お前が桜の木を見て感傷にひたるとかマジでありえねーから。」


男の方も負けじと言い返してきた。







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