極娘彼女と総長彼氏
誰だよ!?
淳也って…

美亜は紙袋から手紙を読んで顔を赤くしていた。


「美亜どうしたの?
少し顔赤くない?」
「う、ううん。
なんでもないよ!」
ぜってぇあるし。

「なんか、服っぽかったけどどぉしたん?」
「あ、えっと淳也君ん家に泊まったときの服だよ。
寝るときスエット貸して貰ったから。」

あ!?
マジいみわかんねー。
淳也って誰だよ。

あ~くっそ!
いらつくし。

それから、俺はイライラしてた。


「美亜。帰るぞ」
時間になったが俺のイライラは収まらない。

「乗れ」
美亜にあったてしまった。
過去なのに。
俺だって元カノぐらいいんのに。

美亜は下を向いて泣いてるように見えた。
「美亜?」

「な、なんでもない。行こ」
なんでもなくないだろ。

俺バカだから言ってくんないと、わかんねーよ。

「どうしたんだよ?」
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