極娘彼女と総長彼氏

ウッチーの焦り具合にみんな爆笑。
ウッチーは顔を赤くして怒っていた。

ウッチー達と話してるときは楽しくて蓮のことは忘れられた。
｢話変わってんけど、昨日ってなんだよ｣
ウッチーは思い出したように言った。

もう…忘れてたのに。
｢バカウッチー｣
｢は!?なにがだよ。
意味わからねぇんだけど…っておい!｣
私はウッチーを無視して教室に入った。

授業してても、蓮のことばかり。
数学なんて大の苦手。
だんだんねむくなってきちゃった。



｢…ぃ!桜田!｣
｢へっ!?｣
顔をあげると、怒った顔をした先生がいた。
｢俺の授業で寝るとはいい度胸してるな。
後で職員室来い｣

｢はい…｣

あーあ。
最悪…
陸と葵は笑ってるし。

髪を直して、授業を聞いた。


―昼休み―
食堂で葵とご飯を食べてると、またあの声が…