極娘彼女と総長彼氏
美亜
蓮の家に着くと隼人先輩は勝手に中に入ってしまった。
「勝手に入っていいんですか?」
「おぅ」
靴を脱いで入っていく隼人先輩の後をおった。
部屋に入ると蓮と美桜チャンが寝ていた。
手を繋いで…
隼人は何にもないような顔をして起こした。
「おい蓮!起きろ。
美桜も起きろ!」

「んだよ…うっせーな」
蓮は寝返りを打って美桜チャンと凄い近くなった。
泣きそうになったけど我慢した。
「ん…」
もう1回寝ようとした蓮を隼人先輩は叩いた。
「いってぇ…
どうしたんだよ。
お前ら学校は?」
蓮は起き上がって聞いてきた。
「とっくに終わってる。
とりあえず美桜起こせ。」
「おい!美桜起きろ!美ー桜!」
「んっ…」
美桜チャンは寝返りを打って下に落ちた。
「いったぁ」
頭をさすりながら起きる。
「うわ!!美亜と隼人いんじゃん!」
美桜チャンは蓮の指からタバコをとって吸った。
「あ、バカ!俺のタバコ!」
2人の言い合いをしてたら2人は顔を見合わせた。
「れ、蓮にぃ吸っていいよ…」
「いや…美桜が吸えよ」
急に譲り合いをしだした。
「うちはいいよ。
自分の吸うし。
あ、ご飯作ってくる!」
美桜チャンは部屋を出ていった。
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