極娘彼女と総長彼氏
美亜
「おはよう」
学校の用意をして下に降りた。
「あれ?お母さんとお父さんは?」
おかしいな…

「親父達なら旅行行ったぜ。」
和兄があくびをしながらテレビをつけた。
「旅行って?」
珍しいことじゃないけど、いつもいきなりすぎだよ。
「昔の仲間と行くんだと。」
ふーん。
圭兄が作ったご飯を食べて大ちゃんと学校に行った。

「おはよう」
教室に行くと瑞希がまだ来てなかった。
キーンコーンカーンコーン
三時間目が終わったところにガラガラっと瑞希が来た。
「おはよー」
みんなに挨拶しながら席に来た。
「遅いよー。
どうしたの?」

「…寝坊しちゃった」「ダメじゃん!」
2人で笑った。
どうしたの?って聞いたとき悲しい顔をしたのを気付いてあげられなかった。
寝坊したって言ったとき間があいた1秒ぐらい無表情だったのを…

私が気付いてあげられたら瑞希は変わらなかったのかな?

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