極娘彼女と総長彼氏

｢美亜!起きろ｣
｢んーおはよ。｣
リビングに行って皆に挨拶をした。
｢お父さんおはよう。｣
｢美亜、おはよ。早く飯食え｣
｢は～い｣
私達は家族は挨拶をきちんとしろと小さい頃から言われてきた。
組のこともあるだろーけど、挨拶は大事だと教えられてきた。
今日は早く用意して、大ちゃんを待った。
ピンポーン
｢おじゃましまーす。李央さんおはようございます。｣
｢大輔おはよう。ラスベガスの土産あるからまた帰り寄ってけ。｣
｢ありがとうございます。美亜行くぞ｣
｢｢行ってきます｣｣
｢｢｢いってらっしゃい｣｣｣


校門で大ちゃんとわかれて、自分の教室に向かった。
ガラガラ―
｢瑞稀おはよ～｣
｢美亜おはよー。朝一緒にいた人って彼氏?｣
自分の席に鞄を置いて、瑞稀と話した。
｢大ちゃんは、彼氏じゃないよ。幼なじみだもん｣
｢ウソ～マジで?美男美女でお似合いだったのにィ～｣
｢大ちゃんはカッコイイけど私可愛いくないよ。中学の頃も“ブス”って言われたし｣
[大ちゃんやお兄ちゃん達のヒガミです]
｢ありえない。じゃあ私に紹介してよ｣
｢いいけど、付き合えないと思うよ。大ちゃん付き合ってもサッカー優先させちゃうから。｣
えーつまんないと唇を尖んがらせた。
｢おはよー。｣
｢陸おはよー。葵は?｣
｢ウッチーと話してた。｣
｢えッ、ウッチーって内田君!?｣
いきなり瑞稀が大声を出した。
｢ギャル男のウッチーだよ｣
｢紹介して!!!｣
…さっさまで大ちゃん紹介してって言ってたのに。
｢紹介してもいいけど好きになるなよ。｣
｢はっ!?ムリだし。あんなイケメン好きにならないわけないぢゃん｣
｢好きになってもお前が辛いだけだぞ。あいつの邪魔になるだけだ。｣
実は、ウッチーは葵のことが好きで、葵もウッチーのことが好き。でも２人とも告んないから友達関係のままなんだよなァ。
｢陸君酷い!!私が誰好きになろうとかんけーないじゃん!もう紹介してくれなくても、自分で話掛けるし。｣
｢じゃあ俺がウッチーにお前から喋り掛けられても、シカトしろって言っとく。｣
陸はそういうと、教室から出て行った。