極娘彼女と総長彼氏
「なんだ?この騒ぎ。つーか、蓮久しぶり」
3台のバイクが来た。
「よぉ、恭介。久しぶりだな」
「んでこの騒ぎはなんなんだ?」
俺は軽く説明した。
「そうか…。俺のいない間にそんなことがあったのか。」
恭介は、信じてた奴に裏切られたのが悔しかったのか責任を感じてた。
「本当にすまない。謝って済む話じゃねーことは分かってる。…ケジメが必要なことも」
美亜は、俺の服を掴んでいた。
「わ、私、大丈夫ですから」
ケジメがわかったのか、美亜は言った。
「そういう訳には行かないんだよ。トップになるってことは、下の者達の責任をとらないといけないから。」
恭介は苦笑いをしながら、美亜を見た。
「でも、好きで総長やってるんじゃないんですか?
私に本当に悪いと思ってるなら、あの人達をこんなことにならないように育てていってください。」
美亜は真剣に恭介に言った。
美亜はすげーよ。
怖い思いしたのに許してる。
「でも…な」
困ったように、恭介は俺を見た。
「別にいいんじゃねぇ?美亜がいいっつてんだから」
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