極娘彼女と総長彼氏
「ほら、作ったよ。
てか、おじさん居たね。
ウチが聞いたら、蓮と同じこと聞いてるなとか言われたし。」
朝飯…いや昼飯は、パスタだった。
パスタは、隼人の大好物。
「はーにぃ、パスタだよ」
寝てる隼人を起こしてた。
「…パスタだ。」
寝ぼけていたが、パスタを見ると目が輝いてた(笑)
「うめぇー」
「マジ!?ありがと」
美桜は歩にニコッとした。
歩は、顔が少し赤くなってた。
美桜はあんま笑わねぇ奴だからな。

「ごち」
「ごちそうさま。」
皆食い終わって、美桜は皿をリビングに持って行った。
「さっきの笑った顔は反則だろー」
歩は、ベットにバタンと倒れた。
「美桜のニオイがする」
…変態だろ。
俺はシカトして、テレビを見た。
ガチャ。
美桜が戻って来た。
「つーか、お前いきなり来ていきなり寝るなよ。」
タバコに火を点けながら言った。
「あ、ウチも1本」
俺のセブンスターを1本取った。
「んで、何しに来たんだよ」
「妊娠した」
俺は、思わずタバコを落としてしまった。
隼人も珍しく、美桜の方を見てる。
…歩は、フリーズしてる。
「だ、誰の間に出来た子だ?」
「亮貴との」
亮貴って…
「百合香チャンの彼氏だろ!?」
結構長く付き合ってる。
「何言ってんだよ。
当たり前だろ。バカか」
フゥーと煙を出して、タバコを消した。
「は!?えッ!?に、妊娠!?」
歩は、家中に聞こえるぐらいのでけー声で遅い反応をした。
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