極娘彼女と総長彼氏
L.D.Eに着くと、店員の京さんがいた。
「京さんお久しぶりです」
27歳で、結構ワイルドだ。
「おー。久しぶりだな。今日は、何買いに来たんだ?」
「今日は、ジッポー買いに。」
美桜は、ジッポーが売ってるケースまで行った。

10分後―
「んー。これにする!」
美桜が選んだのは、ドラゴンが書いてあるカッコイイやつだ。
「今日は、プレゼントにしてやるよ。」
京さんは、美桜が欲しいと言っていたやつを、袋に包んだ。
「え!?いいんすか」
「高校祝いだよ。あんまり、タバコ吸うなよ」
…京さん、そこ止めようよ。
まぁ、タバコは簡単に止められねぇーこと解ってるからな。
「ありがとうございます。」
美桜は嬉しそうに言った。

「んじゃ行くか。京さんまた」
「おぅ。」
京さんは軽く手を挙げた。

「今からどこ行くんだよ。」
「んー。腹減った。」
あーそーいえば何も食ってねぇーな。
「何食う?」
美桜は少し考えて、
「とりま、ショッピングモール行けば」
「わかった」

単車を走らせて、20分…

「着いた。あーケツいてー。もうちょいいいやつにかえろよ」
…歩。考え直した方がいいぞ。

中に入って歩いていると、見覚えのある奴らが歩いていた。
< 76 / 144 >

この作品をシェア

pagetop