Happy days
「な、何よ………」





私は嫌々ながら振り返り、
聖を見た。


すると聖はやれやれと呟き、
ため息をついた。



そして私に一歩一歩近づいてくる






「悪かった」





「………え?」





「今度からはお前のペースに
合わせていく」





「あ………うん。
ありがとう………」






――こ、こいつ………
いきなり何!!?


さっきまで冷酷無比で
鬼畜で性悪でドSで…(省略)



………だったやつが
まさかの………





『悪かった』





謝罪〜〜〜!!?







ああ………
そうか………


明日は雪かぁ………
ん?いや、台風かな………?






「おい、お前今…
ものすごく失礼なこと
考えてないか?」




「へ?
ナンデモナイヨ♪」





思わず声が裏返る。



そして聖はふっと笑った。
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