Happy days

｢ふぅ…次で最後の場面かぁ…｣






私はそう言って
深呼吸する………






｢緊張してんのか？｣





そう言ってきたのは聖………


これまで聖は
練習と全く変わらない
最高の演技をしてきた。


その表情は
余裕と自信に溢れている






｢いいわよね…

あんたはそんな
リラックスできて…｣





｢まっ、俺は完璧だからな｣





そこで聖はニヤッと笑う。




｢自分で言うなっての！！！｣






私はすかさずツッコミをいれた。


しかし聖は顔色一つ変えない






｢…ツッコミいれたんだから
何か反応しなさいよ…｣





しかし、聖は真剣な表情で
私を見つめてきた。





｢な、何よ………？｣





私は少しためらいながら
聖に尋ねた。