Happy days
そしてクリスマス当日………





「とうとうクリスマスかぁ………


楓、ちゃんと伝えるんだよ?」





僕は言いたくはなかったが
楓に告白を促した。



それにたいして楓は小さく頷いた





「そういえば………


楓、プレゼントは?」





「へ?
あっ………あぁぁああ!!!!!


家に忘れたぁ!!!!」





「ちょっ………本当に?」






「ごめん!!取ってくる!!!」





そう言って、楓は大慌てで
走っていった。


その後ろ姿を見ながら
僕は時計に目をやる。






――あと30分か………
間に合うかな………?






そう思ってため息をついた………







その瞬間だった………









キキー!!!!



…………ドンッ!!!!!
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