Happy days
「さてと………


東條、お前の席は………




神谷、お前の隣だな」






――………え?






「ちょっ………はい?」





私は顔を引きつきながら
担任に聞き返した。


しかし、担任は顔色一つ変えずに
東條君を私の側まで行くよう
促した。






――って、無視ですか!!?






心の中でつっこんだが
もちろん担任には伝わらない。


そして、いつの間にか
東條君は私の隣に………





「よろしくな〜♪」





隣でニカッと歯を見せながら
東條君は笑った。
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