Happy days
「んー!!!」




「………おい、皐月が苦しそうやぞ?」




「ん?」




俊の言葉にやっと私がもだえているのに気付いたのか、聖は嫌そうに離した。


私の肺にやっと新鮮な空気が
入ってくる…





「はぁ…はぁ………」




「息ぐらいしろよ…」




「………はぁッ!!?

あんたが押し付けてたんでしょ!!?」




「あれくらいで押し付けたとは言わない」




「なッ…ななな何よそれッ!!!

こっちは死にかけたんだからね!?」




「………お前は簡単には死なねぇよ」




――うぐぐ………

憎たらしいぃ………




私は怒りのゲージを最大近くまで
上げていった。
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