Happy days
「なぁ皐月………
こんな冷たいやつやのうて
俺んとこけぇへん?」




俊はニコッと笑いながら
私の手をとった。

カーッと体温が上がるのが
よくわかる…




「で、でも………」




「だから渡さねぇって言ってんだろ?」




聖はギンと睨みをきかせた。

だが、もちろん俊がそんな脅しに
びびるはずはなく…


グイっと私を引き寄せた。



「皐月は…俺の女やから♪」



「なっ!!?」





――しゅ、俊まで………


物扱い………
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