Happy days
「ん………」
しばらくして、やっと聖と私は離れた。
私の体はぼぅっと熱くなってて、
多分、顔も真っ赤なんだと思う。
「………んで、一つ聞きたいんだけど」
「な、何………?」
「あの、さっきのやつ。
俊ってやつは何なの?」
「え………?」
――しゅ、俊は………
元カレ…だよね………?
あ、でも俊と別れたわけじゃないし………
「………元カレ…かな?」
「何で疑問形なんだよ………」
「だ、だって!!
私、正式に別れようって言ってもないし、言われてもないし…
俊も認めてなかったみたいだし…」
私がそう言うと、聖は心底不機嫌そうにため息をついた。
そして、さっきとは違い、真剣な眼差しで私を見る。
「あいつにはちゃんと別れるって言え。
それと………蓮にも諦めろって言え、いいな?」
――………!?
「な、何で蓮君まで………?」
「クリスマス、蓮と何もなかったんだろうな?」
そう言って聖は私を睨んだ。
しばらくして、やっと聖と私は離れた。
私の体はぼぅっと熱くなってて、
多分、顔も真っ赤なんだと思う。
「………んで、一つ聞きたいんだけど」
「な、何………?」
「あの、さっきのやつ。
俊ってやつは何なの?」
「え………?」
――しゅ、俊は………
元カレ…だよね………?
あ、でも俊と別れたわけじゃないし………
「………元カレ…かな?」
「何で疑問形なんだよ………」
「だ、だって!!
私、正式に別れようって言ってもないし、言われてもないし…
俊も認めてなかったみたいだし…」
私がそう言うと、聖は心底不機嫌そうにため息をついた。
そして、さっきとは違い、真剣な眼差しで私を見る。
「あいつにはちゃんと別れるって言え。
それと………蓮にも諦めろって言え、いいな?」
――………!?
「な、何で蓮君まで………?」
「クリスマス、蓮と何もなかったんだろうな?」
そう言って聖は私を睨んだ。