Happy days
不思議………




どんなに嫌なことをされても…




どんなに冷たくされても…



どんなにつらくなっても…






聖は最後には必ず優しくしてくれる………



私のことを考えてくれる………





だからね………?



私はあなたと一緒にいたいって思うんだ………









私は聖を追いかけ、走った。


少しでも離れたくない………




そう…思ったから………







「ハア…ハア………
ちょっ…待ってよ〜…」




「のろま、さっさとこい」




「そんなこと言ったって………」





私はひざの上に手を置き、その場で呼吸を整えた。



………何も気づかずに………







キキーッ!!!!




「皐月っ!!!!!」




………え?





顔を上げると、目の前には車がいた。
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