Happy days
「だいたいな…

こいつは他人じゃない」



「漢字をよく読んでみろ。

他の人…、つまり自分以外の人ってことだろうが」




「アホか?

こいつは俺のものなんだよ」




「相変わらず口が減らないガキだな………」





――………なんてゆうか似た者どうしって感じ………



私は、また聖に物扱いされていたことも気にせず、冷静な見解を出していた。



そんな様子を、俊は大爆笑しながら見ていた。




「………ったく、

何でお前と話すといつもこうなるんだろうな」




「さあな?
運命なんじゃねぇの?」



「本当に…口の減らないガキだな。




………まあ、いい。
お前の見舞いなど、ついでだからな」




「………ついで?」





そこで聖は顔をしかめた。



多分、聖の態度からして、ついでの内容が気になる、とゆうことだろう。



しかし、聖のお父さんは見向きもせずに視線を移した………









………何故か私に。
< 344 / 395 >

この作品をシェア

pagetop