Happy days
「うぅ………暗いなぁ………」





私は茂みを掻き分けながら
ライトを片手に歩いていた。





「ふふ………

皐月ちゃんってこういうの苦手?」





前を歩く蓮君が
優しい口調で言ってきた。




「…え?
うん………いや………でも………
苦手………かも………」




「あっ、やっぱり苦手なんだ。

まあ僕もいるからさ
安心してね?」




「うん………」








――くぅ………カッコイイ………


冥には悪いけどパートナーが
蓮君で良かったぁ………
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