Happy days
「やっぱり………」




冥はそう言うと
何かを企むような感じで
腕を組んだ。





「な、何………?


私、聖とは別に何もないよ……?」




私がそう言うと………

冥は私の手を掴んだ。






「なら………


今から聖君に会いにいっても
大丈夫だよねぇ?」





――う………


それはちょっと………




「よし!!
んじゃ行きますか?」



「嫌!!!」





ベッドにしがみつきながら
必死に抵抗する私………






でも………







「皐月………


言っとくけど、聖君ってモテるからね?」
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