Happy days
「…!!?」




――ちょっ………
ちょっとちょっと!!!


いきなり何を……!?




私は聖を見た。

聖と私の距離は2、3cmぐらい
しかなく、聖のまつ毛一本一本も
はっきり見え、


私の心臓は思わず高鳴った。


ドクンドクンと
心臓の音一つ一つがはっきり聞こえてきた。







――この音………
聖に聞こえてるのかな………?


だったら嫌だな………








………でも………










もう少しだけ………







あと少しだけ………















あなたの側にいたい………





私は目を閉じた。
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