Happy days
ハア…ハア…ハア………




私は自分の部屋に入るなり、
ベッドに潜り込んだ。




「………グス………」



さっきから涙が止まらない………






何で………





あいつのとこなんて行ったんだろう………?







私に後悔が襲い、
また涙がこぼれた。



そして、あいつにキスされた唇を
必死に拭いた。








最低………





あいつにとってキスなんて
そんなものなんだ………






初めて会ったときだって
そうだった………





あいつは私のファーストキスを
あいさつだと言った………





私の気持ちなんて………







あいつにとって
どうでもいいんだ………







そう思うと………
より一層、私の頬に涙が流れた。







「最低………


グス………




バカ聖………」















私達の二度目のキスも………







やっぱり最悪の形で終わった……
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