先生、ずっと愛してる。
気をつける事は、小麦粉が玉にならないように常に混ぜる事くらい。




オーブンで焼いてる間に、サンドイッチを作る。




「先生は何の具が好き?」




「ハムと玉子!」




私と一緒!!




何か、すごくささいな事でも、うれしかったりする。




先生と私の大好きなハムと玉子の入ったサンドイッチもたくさん作って、お昼ご飯が出来た。




「すげぇ…こんな昼ご飯、初めてかも」




先生は、テーブルに並んだ物を見て、驚いてる。




見た目は完璧。




愛情もたくさん、たくさん込めた。




後は味だね…




2人で仲良く「いただきます」をして一口。




うん。我ながら、なかなかうまくできた。




後は…先生のお口に合うかどうか。




「うまい!!マジでうまい!!」




「本当!?よかったぁ」




「彩音と結婚したら、こんなうまい料理が毎日食べられるんだよな」




「……かな?」




結婚かぁ…




先生と結婚したいけど…




今の私達じゃ、すぐダメになるよね?




「心配すんな。今はまだ無理だけど、10年後は彩音と結婚してるよ。まぁ、彩音がまだ俺の事、好きだったらの話しだけどな」




そんなの決まってんじゃん。




「何年たっても、ずっと好きだよ」




それは、絶対に変わらない。




何があっても…
< 133 / 258 >

この作品をシェア

pagetop