先生、ずっと愛してる。

「あのさぁ…自分が何してるか分かってる？」




「えっ…？何って…」




「そんな水着着て、男を挑発してんの？」




「そんなつもりじゃ…」




私はただ…先生に見せたかっただけだよ…？




先生に『かわいい』って言って欲しかっただけ…




「お前さぁ…自分でかわいいって分かんない？みんな見てるって気づかなかった？」




「全然…」




楽しすぎて、周りなんて全然、気にしてなかったし。




「あんま…こういうの俺以外に見せないで。かわいすぎて心配だから」




先生の腕の中で言われたセリフに体中が熱くなった。




そういえば私…ビキニの水着ひとつだけで、先生に抱きしめられてるんだっけ。




ドキドキが止まらない。




「彩音は俺だけのもんだからな」




先生って…以外と独占欲が強いんだね。




でも…心配なんかしなくても、私は先生だけだよ。




海に戻ると、みんなでビーチバレーをしていた。




何か、修学旅行なのに修学旅行って感じがしない。




ただの旅行って感じで、すごく楽しい。




ビーチバレーをやる時は無理矢理、Tシャツを着せられちゃいました…。




「えー！！彩音、何でTシャツ着てんのぉ？」




「だって…」