先生、ずっと愛してる。
失くしたモノ
季節は巡り…秋から冬になった。
空は雪が降りそうな色をしてる。
もうすぐクリスマス。
先生と迎える初めてのクリスマス。
あれから先生の家とか、私の家で一緒に愛を育んでいた。
でも、クリスマスの話しはした事がなかった。
ある程度の計画は立ててるけど…しかも自分で勝手に。
「彩音ー、クリスマスプレゼント決まった?」
「まだ…」
そう…。プレゼントだけは、なかなか決まらない。
ベタな財布や時計は、いいブランドのやつ持ってるし…
「彩音あげればいいじゃん」
えっ…?照れる////
「いやぁ…」
相変わらず、先生は手を出してこない。
まぁ、クリスマスに初めてをあげるのは憧れだけど…
やっぱ、形に残る物をあげたいし…
初めてをあげるのも、形に残るといえば残るけど…
「まだ時間あるし、ゆっくり決めなよ」
「うん…」
プレゼントは梨華と一緒に買いに行く事にした。
もうすぐ朝のホームルーム。
みんなが慌てて走って行く。
私も梨華と一緒に急いでるっていうのに…
誰かが私の腕を掴んだ。
「中田先生…」
「おはよう」
ただの挨拶ならよかったんだけど…
掴んだ腕を放してはくれない。
「梨華、先行ってて」
「えっ…でも…」
「いいから」
「うん…」
梨華は戸惑いながらも走って行った。
空は雪が降りそうな色をしてる。
もうすぐクリスマス。
先生と迎える初めてのクリスマス。
あれから先生の家とか、私の家で一緒に愛を育んでいた。
でも、クリスマスの話しはした事がなかった。
ある程度の計画は立ててるけど…しかも自分で勝手に。
「彩音ー、クリスマスプレゼント決まった?」
「まだ…」
そう…。プレゼントだけは、なかなか決まらない。
ベタな財布や時計は、いいブランドのやつ持ってるし…
「彩音あげればいいじゃん」
えっ…?照れる////
「いやぁ…」
相変わらず、先生は手を出してこない。
まぁ、クリスマスに初めてをあげるのは憧れだけど…
やっぱ、形に残る物をあげたいし…
初めてをあげるのも、形に残るといえば残るけど…
「まだ時間あるし、ゆっくり決めなよ」
「うん…」
プレゼントは梨華と一緒に買いに行く事にした。
もうすぐ朝のホームルーム。
みんなが慌てて走って行く。
私も梨華と一緒に急いでるっていうのに…
誰かが私の腕を掴んだ。
「中田先生…」
「おはよう」
ただの挨拶ならよかったんだけど…
掴んだ腕を放してはくれない。
「梨華、先行ってて」
「えっ…でも…」
「いいから」
「うん…」
梨華は戸惑いながらも走って行った。