先生、ずっと愛してる。
突然の初体面
そうして、最高のクリスマスの夜も過ぎ…




今日は先生の家で、マッタリデート中。




結局、同棲の話しは、私が高校を卒業するまで延ばす事になった。




週末や長期休みの日だけ、たまにお互いの家に泊まる事にした。




たまにしないと、そのままダラダラになっちゃいそうだから。




「彩音と早く一緒に暮らしたいな」




「1年なんて、あっという間だよ」




そのまま、見つめ合って唇が重なろとした時…




ピンポーン。




滅多に鳴らないチャイムが鳴った。




「ちっ…誰だよ」




先生が玄関に向かおうとした時…




鍵が開く音がした。




思わず、先生と顔を見合わせる。




「智希~、いるかぁ?入るぞ」




えっ!!!!?????




それはマズいって!!!




どうしよう…そう思っていたら…




「親父!!??」




えっ!!!!?????




先生のお父さん??




そんなぁ…ヤバくない?まだ心の準備ってものができてない…




「……………??」




あまりの驚きで言葉が出ない。




先生は『しまった』って顔してるし…




その人は…初めましてではなく…会った事がある。




いや…週に1回は絶対に顔を合わせる。




とんでもない人が先生のお父さんだった。
< 225 / 258 >

この作品をシェア

pagetop