先生、ずっと愛してる。
今更、親に会いたいとか思わない。




ただ…親の愛情って、こんな感じかなぁって思えた。




まだ、会って数時間なのに…心の中、全部さらけ出しちゃった…




「いいお父さんとお母さんだね」




先生の寝室で、今日の日を振り返る。




「そうかぁ?あれで、しょっちゅう喧嘩してるんだよ。どうでもいい事で」




「へぇ~意外だね」




「まぁ、お互いを思いやる気持ちはあるみたいだから」




そうだよね…。




思いやりの気持ちを忘れたら戻れないよね…




うちの家庭がそうだったから。




「親父の事、黙っててゴメンな。言ったら、彩音が離れていってしまいそうだったから…」




「先生…。もう何があっても離れないって約束したじゃん」




先生の視線と…私の視線が交わって、どちらからともなくキスをした。




「彩音…」




そう言って、先生が私の服の中に手を入れてきた。




「ちょっ…ちょっと、先生。ダメだよ!近くにお父さん達いるから」




「声出さなきゃ、大丈夫だよ」




そんな事言ったって…出来るかなぁ??




いろいろ考えながらも、先生と1つになった。




声を押し殺してのエッチは、先生をより興奮させたみたいで、いつにもまして激しかった。




大変だったよ…。声が出ちゃいそうで…。
< 232 / 258 >

この作品をシェア

pagetop