先生、ずっと愛してる。
「先生って…Sだよね?」




「かもな。Sな俺は嫌い?」




そんなの決まってるじゃん。




「先生の全部が好き!!大好き!!」




「そんなかわいい事言うと…また襲ちゃうよ?」




「え~!!先生のいじわるぅ…」




だから…2人っきりじゃないんだって。




結局、また襲われたのは言うまでもない。




先生と結婚したら…すごい毎日になりそう。




でも、間違いなく幸せだよね。




「ねぇ、もし学校で何かあったら…先生のお父さんは、校長先生として助けてくれるのかなぁ?それとも…」




先生が私の頭を撫でながら、ちゃんと目を見てくれる。




先生は、生徒と話す時はちゃんと目を見て話す。




そういうトコが好き。




「親父は、ちゃんとけじめは付ける人だから、生徒として助けてくれるはずだよ。でも家に帰ったら、大事な娘として抱きしめてくれるんじゃないかな?」




大事な…娘…?




「俺の婚約者としてより…自分の娘として見てると思うよ」




本当に…そう思っていいのかなぁ?




長年、親がいない生活をしてたから…どう接していいかも分からないし。




「好きなだけ甘えたらいい。それに、学校で何かあったら俺が守るから」




涙が溢れ出す。




先生と出会ってから、泣いてばっかだね…




悲しい涙もいっぱい流したけど、幸せの涙もいっぱい流したね。




「てか、彩音には俺が何もさせないけどね」




先生の愛を感じながら眠りについた。
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