先生、ずっと愛してる。
「水谷は、本当は停学処分ですんだんだけど、自ら退学したんだ。止めたんだけど、どうしてもって…。ずっと気にしてたんだろ?自分のせいだって」




先生って…どうして私の気持ちが分かるの?




まるで、心を読まれてるみたい。




「だから、お前が気にする事じゃないから。堂々と学校に来い」




安心した…




全部、モヤモヤが取れたわけじゃない。




でも、先生が言ってくれなかったら、きっと…




ずっと、気にしてたかもしれない。




「ありがとう、先生」




「どういたしまして。田上抜きで話しって言ったから、別れ話だと思った?」




「うん…」




もう、梨華は全て知ってるんだから、梨華も一緒でよかったのに…




1人で勘違いして、バカみたい…。




「田上がいたら、何もできないから」




そう言って、ニッコリ笑う先生。




先生…




私、今日でもいいよ。




先生に『初めて』をあげるの…
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