幸せにしてやる

「ごめん!!大丈夫か?」

その子に向かって手を差し出す。

「大丈夫」

俺の手をとって立ち上がる。

おっ、可愛い。

ぱっちりした目とふわふわした髪が印象的だった。

その子は俺を見るなり顔を赤くして走って去って行った。

「何なんだ?あいつ。」

そんなことより時間がねえ!!


俺は急いでグラウンドまで走って行った。
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