ダンスホール
『なら。無理じゃなきゃ、聞いてもいいかな?』

『…、は、はい』

24年前を思い出す洋一。


始めて口を開く。


何か重たいものを背中から降ろすようにゆっくりと…。



そう、僕はあの日から狂いだしたんだ。
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