ダンスホール
『どこだい?』

『えっと、K大学です…』


『えっ、そこの大学だったら、運転手さんちって結構な家柄だったんじゃないの?』

『…』


またも、洋一は黙る。

触れてはイケないとは大輔はすぐに察した。

しかし、同時に大いなる好奇心と洋一の過去に対する険悪さに追求した。
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