ダンスホール
『アンタ、昔、人には言えない事したことあるんか?』

『えっ…』

洋一の態度が一瞬固まった。

『俺さ、一応、一流企業の部長やらしてもらってるんだけど、色んな人見てきてるからなんとくなくだけど、アンタにゃ、大きな秘密があると見た。』

大輔は煙草に火をつけた。


同時に静かな沈黙が訪れた。
< 7 / 24 >

この作品をシェア

pagetop