上等!!

「知らなかった…」
「そう…っすか…」
「でもよ、麗羅。暗い顔すんぢゃねーよ」
「姉御…」
「大丈夫だ、きっと。美希がいなくても、皆で力を合わせりゃ勝てるよ。美希に勢力拡大の手土産をやろうぢゃねーか!!」
「おす!!」

そうだ…そうぢゃねーか。アタシ達は負けれない。美希の為にも。アタシが頭として、ドンパチを盛り上げて…勝ってやんだよ。

「姉御」
「あんだ?」
「この悪戸女組に入りたいって言う女がいるんすけど…」
「どいつだ?」
アタシが麗羅に聞くと、麗羅はすぐにドアに向かって手招きをした。すると、ショートカットの髪型の女が現れた。

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