上等!!
それから、美希も何とか学校に来て語るし、舞もアタシに頑張って着いて来た。麗羅だって南高に負けない様に特訓していた。
そして―…
ついに決戦の時が来た。
アタシ達、北高悪斗女組は美希以外の全員が揃った。
「よし、てめえら…やってやんぞ!!」
「おう!!」
「符亜威斗ぉ!!」
「おーー!!」
ガラッ
アタシが先頭に立ち、南高の東倉庫の扉を勢いよく開けた。そして、
「北高悪斗女組が来たぜ!!さぁ、ドンパチ始めようぢゃねーかぁ!!」
アタシが叫んだ。
すると、
「ようこそ、北高悪斗女組。遠路はるばる、ご苦労様で御座います」
倉庫の奥から和風かぶれな丁寧な声が聞こえてきた。
「てめえが…南高の頭か…」
つかつかと着物みたいな服を着た、和風かぶれの女が歩いて来た。
「えぇ。そなたが北高の頭…でありますね?」
「そーだぜ?」
「くす…それでは、御望み通り…始めましょうか」
「行くぞ、てめえらぁ!!」
「おす!!」
「くす…」