Kiss…までの距離
『ありがとな!』


「ううん、私も嬉しい」

亮汰くんは、抱き締めたまま、嬉しいそうに言ってくれた…


「あのね、実は…私初めて亮汰くんの試合見に行った時に、亮汰くんに一目惚してたの…」


亮汰くんは、いきなり、私に向き合い、驚いた様に言った…


『俺も…そん時に美亜ちゃんに、一目惚れ、してん…』


「うそ…?」


『ほんまやで』


私は、嬉しすぎて泣き出してしまった


『どないしてん?何で泣いてるん?』


「嬉しくって」


私達は、見つめ合い
ほほ笑み合った…


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