Kiss…までの距離
だんだん、日も暮れて来て、帰らなきゃなって…思うと寂しかった…

「ねぇ、智最後に観覧車乗らない?」


『おっ、ええなぁ!乗ろっか!』


『美亜ちゃんも、俺と乗らへん…』

恥ずかしそうに誘ってくれた…


「うん、乗る!」


みんなで観覧車まで、歩いた。


歩きながら、唯が私の耳元で、「良かったね、頑張って」と囁いた…


私も「うん」と小さく頷いた
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