あたしの神様













―――――郁が、いない。


あたしは、なぜかこのとき、郁があたしの目の前から消えた日以来。
郁の存在を、ただただ実感した。
それでも、涙は出なかった。



< 13 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop