ただ好きだから
そして、学校に着いた。
職員室に行こうとしてたのに…

「ま、迷った」

どうしよっ!

「誰?転入生?見た事ない人だね」

そう声がしたほうを見て……

「カッコいい」

そう言ってしまった。

だって本当の事だし……
「えっ?」

その男の人が言って、

「何でもないです」

「そっ!ていうか、何でここにいるの?」

なんて言おう~

「迷ってしまって」

「そうなんだ。じゃぁ、連れて行ってあげるよ!職員室だよね」

「は、はい」

「その代わり、ここの事はナイショね!」

そう言って人差し指を立てて私の唇に近付けた。
「分かりました」

そう言って、職員室に着いた。

「ありがとうございました」

「いぇいぇ!同じクラスになれたらいいね。じゃぁね」

そう言って、行ってしまった。
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