先生が好き。
しばらくして、

夏輝が戻ってきた。



「勉強してなかったの?」


「全く分かんねー」


「家で勉強してる?」


「するわけねーじゃん」


「もー!毎日勉強させに行っちゃうよ?」



来いよ…



毎日。



毎日来いよ…。



「別に」


「…敦くん、今日おかしいよ?
熱あるんじゃない?」


「ねーよ」


「そう?」


「てか、勉強教えろ」


「教えてくださいでしょっ」
< 39 / 63 >

この作品をシェア

pagetop